ある新聞記事で「林崎松江海岸駅」という駅名があることを知り、その辺りが「明石市松江」という地名であることがわかりました。どんなところか気になり、行ってみることにしました。【地図はこちらです】
JR明石駅より山陽電鉄に乗り換え、二駅目が「林崎松江海岸駅」です。住宅地を抜けると海が見えてきます。この一帯は「松江海岸」という海水浴場になっており、まだ暑さが残るこの時期、若者や子供たちが海遊びを楽しんでいました。夏の盛りには、海水浴客で賑わっていたことでしょう。
海岸べりの遊歩道を西へ歩いていくと、その名も「松江公園」があります。広い公園ですが、人影はまばらです。
そこから少し西へ歩いて行くと、なんと「八雲神社」があります。「松江」「八雲」、何だか不思議な地域です。
「八雲神社」は、牛頭天王(スサノオ)を祭神とする祇園信仰八雲という名に由来しているようです。スサノオノミコトのオロチ退治は、なじみ深い出雲神話です。「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を」は、最古の和歌と言われ、小泉八雲の名前の由来でもあります。
「松江」「八雲」・・島根県松江市と何かご縁があるのかと思いましたが、ネットで調べた限りでは、特に関係性は見当たりません。
「八雲神社」というのはここだけでなく、全国にいくつもあるようです。【参考】
ちなみに、この神社の住所は「明石市松江東出口496」です。
なお、「松江」という地名は、ここ以外にも全国各地にあるようです。【参照】
昔は、海に近く松の木が育生している一帯を「松江」と言ったのでしょう・・。
関西の松江・・何かパロディを見ているような、面白いところです。 |