八坂神社の本殿が令和2年12月に国宝に指定されました。コロナ禍のため祝賀行事が延期となっていましたが、このほどそれらの行事がとり行われ、京都島根県人会・八坂神社島根奉賛会によりお祝いの石見神楽が奉納されました。
近畿松江会からも、神楽出演料、お祝金の一部として協賛金を贈ったことから、神楽観覧のご招待をいただきました。
当日は今にも雨が降りそうな天候にもかかわらず、沢山の人出で賑わうなか、石見神楽の五演目が奉納されました。
最初は「鈴神楽」の儀式舞で神前で行う神事の舞。二番目は「天神」で激しい太刀対決が繰り広げられ、とても迫力がありました。
三番目は「恵比寿」が登場!とてもコミカルで鯛釣りの撒き餌と見立て、紅白の小餅やお菓子を撒きます。それを皆で拾いましたが、私の席は舞台前の横だったため拾えず、隣りの席の方から頂きました。
四番目は「鐘馗」の舞、鐘馗と疫神・宗皇帝の数玄ある演目の中でもひときわ豪華な衣装も見どころです。
五番目は「大蛇」、須佐之男命・足名推命・手名推命・櫛稲田姫・大蛇の皆さんよくご存知の舞で、ド迫力の大蛇が須佐之男命を相手に火を噴き暴れまくる場面はやはり大感激でした。
最後に京都島根県人会会長の挨拶がありましたが、お囃子の大太鼓、小太鼓、手拍子(金属製の打楽器)、笛で大人の中に小学6年生のお子様が手拍子、笛を頑張っていたのが印象に残りました。
このようなおめでたい行事に参加し、目の前で神楽を観ることができたうえ、八坂神社の千社札やお水をはじめ文房具など祝賀記念の品を頂戴し、ありがたく思いました。 |